2012.05.16
ブダペストのVassヴァーシュの靴をオールソール修理。

こちらは、靴職人のバイブルの一つHand made shose for menで靴の作り方を紹介しているブダペストのVassと言う工房の靴です。
この靴を前に、バイブルに書いてある全てを理解したいと、辞書で分からない所を調べながら靴職人を夢見ていた時を思い出しました。

そんな靴ですが、靴底はご覧の状態です。今回はオールソールにお持ち込み下さいました。

じっくり勉強と思い観察です。
革のエッジが切りっぱなしでは無く、薄く漉いて内に折り込み、更に漉くと言うカールアップエッジと言う処理が目に留まりました。
アッパー一つとっても、一手間かけて作られています。靴をバラすのが楽しみです。

ワクワクしながら、靴をばらしました。
コルクの薄さとスチール×レザーのシャンク。参考になります。そして、ハチマキの付け方に特徴が有りました。

そのハチマキですが、ウェルトを長めにとって、ヒール周りにハチマキになる様に木釘で固定されております。非常に理にかなった作りだと納得。今後の参考にさせて頂きました。
その他、じっくり観察して靴底の接着に入りますが、続きはまた後日。
2012.05.14
レッドウィングのエンジニアブーツの爪先をまとめる。

以前より大掛かりな修理をしておりますレッドウィングのエンジニアブーツですが、先日用意しておいた芯を爪先に入れてまとめ終えました。
写真は、先芯を入れる前です。黄色いベトベトの接着剤を掃除してから芯を入れます。

そして、先日用意した芯を入れました。
芯を作っている時にパンみたいだとご紹介しましたが、実際に芯が乾燥して固まると表面がかさつき、バケットに見えお腹がすいてきました。

そして、アッパーを被せまとめに入ります。
しかし、アッパーには御客様からの指定の爪先の切替えが入りました。これは穴が開いてしまった爪先を覆い隠す為のパーツを縫い付けてほしいと、御客様自身が靴にマスキングテープを貼ってデザイン線を入れて御送り下さいました。
それを元に、型紙を取り、革を切り出し、縫い付けたのがこの状態です。

そして最後は、爪先をまとめ釘で固定です。だんだん、形が見えて来て完成が楽しみですね。
続きはまた後日。
2012.05.11
粗悪な靴修理を優良な靴修理で修理し直しました。

以前より進めておりましたコチラの靴の修理もついに完了です。
送られて来た状態からここ迄の流れはコチラ
送られて来た状態
爪先をまとめた状態
縫い直した状態
そして写真は、ソールとヒールが積み上がった状態です。

最後は、ヒールとコバにインクを塗って全体を磨き上げれば復活です。
送られて来た時にはフニャフニャだった爪先も、今では丸みと色艶が小豆の様な奇麗な爪先に復活です。

ソールはダイナイトソールで、靴の復活を喜んでヒールもにっこりしております。
以上、今回の修理はオールソール¥9800、その他芯補修等¥6000で合計¥15800也。
かなり稀なケースの修理でしたが、その他無理だろうと思える状態でも以外と何とかなったりします。処分をためらっておられるか方、お気軽に一度ご相談ください。
2012.05.10
face bookからの修理依頼 guidiのブーツのメンテナンス

コチラは、guidiのブーツですが見てのとおりシミが目立ち残念な状態です。
実は、2009年よりface bookをしておりました。しかし、登録のみで、ほぼ更新はしておりませんでした。
所が最近、周りの勧めでブログの更新をface bookでも見れる様にし、ちょこちょこいじっている内に10年程会っていない大学時代の友達と繋がりました。
その友人の靴がこのブーツです。

ヒールもこの状態で、このままでは気持ち良く履けないし、履けなくなるのも時間の問題です。
そして、修理したいとは思っていたそうですが、何処へ持って行くべきか悩んでいたそうです。それが、face bookで繋がり早速持ち込んでくれました。
どの様に仕上がるかはまた後日御紹介致します。

しかしその友人、本当に悩んでいた様です。これだけ溜め込んでいました。
ネットで調べれば何でもすぐに見つかる時代ですが、まだまだ何処で修理するべきか悩んでいる人がいる事をface bookによって知らされました。
当店ご利用下さったお客様、簡単な感想を皆様のface bookにupして下されば幸いです。誇大広告ではなく、リアルな利用者の声で新たな御客様に繋がる事が一番だと思っており、今更ながらそface bookは最適なツールだと感じております。
また当方のface book発見し、興味御座いましたら友達申請下さい。
靴を直して、靴を作って、たまに出かけて、おいしいご飯、おいしいお酒の繰り返しの至ってシンプルな物ですが。
2012.05.09
切れたレペットのベルトループの修理

こちらは、珍しいレペットのヒールです。
レペットらしく、バレエシューズの様に足首にベルトを巻きつけるデザインになっております。
しかし、このベルトを通すループが切れてしまったとの事でお持ち込み下さいました。

問題の箇所はこちらです。
切れたのは左足だけですが、右も時間の問題ですので、同様に修理します。

ベルトループを見ると補強が一切入っていないので、補強芯を入れ縫いつけます。補強芯が黒いのでわかりにくいかもしれませんが、写真左が芯を入れた状態です。

そして、最後はループを元の状態に戻し、元のミシン穴を拾い縫い直せば完成です。
以上、今回の修理は\2000也。
この靴のループは構造的に弱く、恐らくお困りの方多いのでは?切れ方にもよりますが、この靴の様に綺麗に直ります。お気軽にご相談下さい。







