DSC0586020140828173441.gif
趣が異なる注文靴が同時期に仕上がりましたのでご紹介させて頂きます。

写真左が九分(一部機械)仕立て、右がフルハンド(全て手縫い)による底付けです。
デザインは少しクセのあるバイカラーのオックスフォードとスタンダードなUチップです。個々の趣味、趣向が現れて面白いですね。
DSC0586720140828174436.gif
DSC0583820140828174656.gif
オックスフォードの靴底は、素上げににトゥスチール。対してUチップは半カラス仕上げです。
DSC0586620140828174426.gif
そして、ソールの仕様も異なります。オックスフォードは前足部のみダブルソールになったスペードソール(ハーフミッドソール)。対して、Uチップはシングルソールです。
DSC0584920140828174324.gif
DSC0587120140828175832.gif
コバもオックスフォードは少し張出し気味で、Uチップはベベルドウェストで控えめな作りです。
DSC0586520140828174408.gif
ヒール周りは、オックスフォードはダブルウェルトでUチップはシングルです。
DSC0586220140828180109.gif
DSC0583720140828180100.gif
ヒール周りにも出し縫いが入るダブルウェルトのオックスフォードはヒールも張り出しております。Uチップのヒールはアッパーに食らい付き、複雑な曲線が交わった手製靴ならではの印象です。
DSC0583520140828175443.gif
そして、Uチップにはこの靴の一番の特徴のスキンステッチが光っています。
DSC0585620140828174356.gif
そして、言われないと気がつかない部分ですが捨て寸、トゥスプリングも靴に合わせて微調整しております。

捨て寸が長い靴で、トゥスプリングが低いとけつまづいてしまいます。また、返りの悪い靴でも同様です。その為、捨て寸短めでシングルソールのUチップではそれほどトゥスプリングは必要ないと言う判断でトゥスプリングは低め。そして、捨て寸がUチップより5mm程長く、ミッドソールが入って靴底の固いオックスフォードはトゥスプリングを十分に取っております。
DSC0583320140828175224.gif
DSC0585720140828195309.gif
こんな感じで、百人百様、蓼食う虫も好き好き、色んなご要望に御応えしております。

以上、今回のご注文オックスフォード¥92000、Uチップ¥179600也。
スポンサーサイト