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革を木型に沿わせて、革に靴の形を覚えさせる作業を釣りこみと言います。

縫い上がったアッパーをいきなり釣り込んで行く事が多いのですが、時々そうは行かない場合がございます。

それは、デザイン的に革にかなりのテンションを加えて釣り込む必要がある場合、または革自体の強度があっても引っぱりに弱い(裂けやすい)場合です。

デザイン的に革にかなりのテンションをかける必要がある靴としては、ホールカットやセンターシームの無いジョッパーブーツ等です。ジョッパーブーツ等は、アッパーを縫う前に甲の部分の立ち上がりのクセ付けをするクリピングと言う作業等がなされます。

そして、素材的に引っ張りに弱い物として、最もわかりやすい例がコードバンです。昔の職人さんは焼酎を口に含み、革に吹きかけて、裂けな様にふやかせながら作業していたと言う話を聞いた事が有ります。

そして、現在製作中の靴も同じで、霧吹きで水分を与えながら無理な力を加えずに木型に革を沿わせています。今はまだ芯が入っておらず、釣りこみ前の釣りこみ、プレラスティングです。

一晩このまま置いておいて、革がある程度木型の形を覚えたら、本釣りに入ります。この一手間で、靴にし難い革でも、デザインでも、靴にする事ができます。



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