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2010.12.11
9分仕立てのオックスフォード 爪先を釣り込む

先日に引き続き、今度は爪先のまとめに入りました。
写真は、ライニングをまとめあげた後に、以前用意しておいた芯をかぶせた状態です。前もって芯の端の厚みを漉いて、極力薄くしておいたので奇麗にライニングと一体化しました。

そして、アッパーをまとめあげるとこんな感じです。もう既に靴ですね。
この後は、手縫いの作業になりますが、その前に糸等の加工が必要で直ぐには縫えないのです。
手製の靴作りと言えば、ちょうど今終わった釣り込みや、手縫いの作業のイメージが強いですが、それらの作業は手を動かし出すと意外と早く終わります。私個人の感想は、これらの作業以上に様々な前準備が手製の靴作りの様に感じます。
そして、これらの加工や素材選びにより、靴の雰囲気が決まってくるのが、作っていて楽しい所の一つです。
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