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25年程前に買ったオールデンをオールソールでお持ち込み頂きました。買ったのは昔でも、頻繁には履いていたそうではなく、今日に至って初のオールソールとなりました。お手入れが行き届いており、非常に奇麗な状態です。
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しかし、25年間厄介な物と付き合ってきたそうで、写真の赤丸の中お分かりですか?中から釘が出てきたそうです。出来るだけ叩いてつぶして、ガムテープを貼って履いていたそうです。
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昔のオールデンを修理する時にいつも注意するのが出し縫いの糸の位置です。結構、外側が縫われている事が多く、注意してコバの型を作らないと縫い糸がコバの断面から出てきてしまいます。

その為、縫い糸からウェルトのエッジ迄の距離に決まりを作って、あまり距離の無い靴はオールソールをしないと言うお店もある程で、僅か数ミリの事ですが大切な部分なのです。

勿論この靴も、すべて機械で仕上げようとするとおそらく糸が出てきてしまうでしょうから、爪先は少し手仕事を加えようと思います。
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さて、そんな感じで、縫い糸が外に有ると言う事で、靴をバラスのにも少し慎重になります。そして、慎重にばらした後、釘の有るあたりのコルクをほじり出して、釘発見です。中で錆びて引っ張ってもなかなか出てきませんでしたが、出てきてびっくり思った以上に長かったのです。
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ご覧の様に釘はなくなりました。25年ぶりに気持ちよく履いていただけそうです。
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出し縫いの糸を全部引き抜いて、ばらしは完了で本日はここまで。

また、作業が進み次第ご報告いたします。

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