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2011.01.24
コールハーン靴の内側の破れを直す。

ご覧の様に、カカトの裏がぼろぼろでお持ち込み頂きました。やはり、靴の内側で一番擦れるところですので、永年履くとこの様になりがちです。
お客様によると8年程履かれているとの事でした。カカトの裏を除けば、その他の状態は良好なので、奇麗にしたいのは尚更です。

まず中敷きをはがして、破れて捲れている部分を奇麗に段差の無い様に、のりやヤスリをつかって処理し、新しい革を貼ります。

そして、表から革を縫い付け、革をひっくり返すと奇麗に破れが覆えます。

表からの縫いは、元あるミシン目を拾って縫っているので、全く外観の変化は有りません。

後は、中敷きを戻してやると奇麗なもんですね。これでまた、8年程気持ちよく履いて貰えるでしょうか?
以上、今回のブーツのカカト裏修理、¥2000也。
内側の修理など一見無理そうに見えても、出来たりするもんです。お悩みの方は、一度ご相談下さい。
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