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ここ最近、お客様から修理に関して頻繁にご質問をいただきます。中でも一番多いのが、革にヒビのが入ったのを直せるか?そして、レッドウィングのソールに関してです。

前者の答えは、一般的には無理ですが、現在当店では模索中です。いい答えが出た時にはご紹介します。

そしてレッドウィングのソールに関してですが、よくオールソールをお考えでご質問頂きますが、このブーツの様にカカトが減っているけど、前の部分はそれほどでもないと言う時には今回ご紹介する方法をご提案いたしております。
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まず減ったカカトは傾斜になっておりますが、その斜面はお腹がポポッコリ出た状態になっていますので、その出っ張ったおなかを削り落としてフラットにします。
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先ほどフラットになった部分に、傾斜を持ったスポンジを貼ってやります。
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そして、張り合わせるとこの様に傾斜面同士が合わさって、カカトはフラットになります。
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後は削り形をそろえてやるとこの通り。
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そして、横から見るとこんな感じです。が、ここからが普通の修理と違うところです。カカト周りだけ、一皮剥けて白くなり、いじっていない前の方と違和感が有ります。

この違和感をなくすため、ソールについた汚れを伸ばし着けていきます。

これは、大工さんがねじの頭を埋めるのに、ねじ穴をあける為に出た木屑をねじの頭に塗り込むと、同じ木から出た屑なので、自然な木に節の様に見えると言うのを応用で、同じ汚れを着ける事で自然に仕上げる事が出来るのです。

普通は、修理の後は奇麗であって欲しいものですが、この場合は例外ですね。
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汚れを全体に伸ばし着けると、継ぎ足した境界線もぼやけて自然な雰囲気になります。
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これだけ寄って見ても、境界線がとけ込んで解らないくらいです。

以上、今回のカカト補修¥2000也。

前足部迄ガッツシすり減っていたら、オールソールですが、カカトだけならこれでOKです。

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