DSC0088320110331194245.gif
イタリアのブーツメーカーButteroのジップUPブーツです。ぽってりして、泥臭さを感じるけど、どこかスタイリッシュな独特の雰囲気が有り人気のブーツですよね。
DSC0088420110331194247.gif
そして、カカトがこの様に減ったのでお持ち込み頂きました。

ゴムは無くなり、一枚目の革に達しています。
DSC0088520110331194249.gif
ダメージを受けた部分を全て剥がしました。
DSC0088620110331194251.gif
そして、今回使用するのがビブラムの5345と言うヒールです。日の出の様なパターンから、一部ではサンライズヒールとも言われています。


今回、靴をお持ち込み頂いた際に、ゴムがすぐに減って革も削れてしまった。何か固い素材は無いですか?とご質問がございまして、耐久性のあるこの材料が頭に浮かびました。しかも、厚みは10ミリ。調度ダメージを受けた2枚分の厚みと同じなので、このまま貼付ける事が出来ます。

しかも、革の補修が必要ない分修理代は安くあがり、更に減り難い素材、見た目も大きく変化無しと、いい事だらけの修理となりました。
DSC0088820110331194253.gif
ヒールを貼付けてグラインダーで削った所ですが、なかなか削れません。間違いなく長持してくれるでしょう。
DSC0089020110331194255.gif
最後に、インクを塗って、バフがけで仕上がりました。普段ドレスシューズなどでは、バフがけにワックスを使い、ピカピカに仕上ますが、今回は靴の雰囲気に合わせて、ワックスを使わず鈍い艶で仕上げています。


以上、今回はカカトの革にダメージが有り剥がしましたが、補修の必要は有りませんでしたので、5345の交換費用のみで、¥2500也。

ダメージが有っても、結果全てがうまく行く事も有ります。気になる事が有ればご相談ください。今回の様な最善策が見つかるかもしれません。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://bontajp.blog134.fc2.com/tb.php/274-6a6a855b