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2011.04.27
ストックトン・トッズのドライビングシューズオールソール完了。

先日ご紹介したストックトンです。オールソールが完成しました。
補修した爪先の色に合わせて、コバを茶で仕上げて、色の抜けていた革紐も同色に仕上げ直しています。
修理したと言われなければ、元からこんな靴だと思える程違和感無くし上がりました。

靴底はぴっかぴかです。そして、カカトは元から付いていた物と同等厚のフィリップスヒールを使用しました。これはグリップ力が有るので滑り難いです。

そして、トッズも完成です。こちらも違和感は有りませんね。

こちらは、新品と言う事も有り、元のデザインステッチの形でソールを作っています。踏まず部分のえぐりがいいでしょ。
ちゃんと土踏まず部分のトッズの刻印は残っています。
そして、こちらは元はフラットでしたが、お客様のご希望で5ミリのビブラムヒールを着けています。

踏まずのえぐりが有るので、サイドからの眺めもすっきりオリジナルに近い形で仕上がっております。
また、コバもお客様のご希望で黒で仕上げております。リボンの色と有っており、こちらも言われなければ元からこんな靴だと思う程、違和感の無い仕上がりです。
しかし、この靴の修理を終え、この靴が挑戦状の様に思えました。
新品の白の靴を普段あまり切らない形でソールを切り出し、更にコバを黒に塗る。しかも、汚さない様に。
取り敢えずこの戦いには、勝ちました。
皆さんの挑戦をお待ちしております。
以上、今回のドライビングシューズのオールソール、ストックトン¥11000(爪先の破れ補修込み)、トッズ¥9500也。
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