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こちらは、ボノーラの靴です。海外にお住まいのお客様の靴で、日本へ戻る際に当店をご利用頂いております。日本滞在中に仕上げる様早速作業にかかりました。

私も、海外に住んでいた時に日本へ帰る度にジーンズを修理に出した事を思い出します。東京に住んでいた時も、ジーンズの修理は大阪に帰った時にしていました。

当店も、どこに住んでいても常に必要とされる店で有りたいものです。
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そして、こちらがばらした所です。

スクイ縫いが手縫いのハンドソーンウェルテッド製法です。ハンドソ-ンウェルテッド製法故のしっかりとした厚みのある中底が使われいます。グッドイヤー製法とは異なり、ばらしても非常にしっかりとした印象が有ります。

シャンクは非常に細い鉄シャンクが入っており、それを革シャンクで補強すると言った量産靴と手製靴の間の様な仕様です。
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そして、出し縫いの糸を全て外しました。

昔の職人さんの中には、オールソールでも出し縫いの糸は取らずに、上から重ね縫いをする人もいます。修理ですので、それも方法の一つかとは思いますが、やはり仕上がりが全く違いますので、全て取り除きます。
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そして、コルクを盛り直します。今回は、靴底を適度な起伏の有るセクシーな表情にして欲しいとの注文がございましたので、先ずコルクは大盛りです。

そして、この後靴底の表情を意識しながら削って形を作ります。
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そして、削り終えました。とは言え、写真なので、コルクの起伏が伝わらないのが残念です。

言葉で伝えると、ウエスト部分中心のシャンク上に小山を持ち、前足部分は全体に適度な盛り上がりが有ります。

本底を貼付けると、この表現が伝わるかと思いますのでまた後日ご紹介いたします。




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