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本日お客様から、少し変わった質問を頂きましたので、少しご説明。

当店の注文靴は、ビスポークですか?スミズーラですか?とのご質問。ビスポークは英語でbe spoke、「顧客は作り手に、要望を話させられて」と言う所が語源の様です。

スミズーラはイタリア語でsu mizuraで、suが上に、mizuraがサイズですので、直訳で「サイズの上に」です。要するに、お客様のサイズありきでの物作りと言った所でしょうか。

語源は違えど、日本語で言う御誂えです。

そして、そろそろ終盤をに差し掛かろうとしている、ビスポークorスミズーラor御誂えのu-tipですが、ミッドソールの作成です。

こちらは、厚みをウェルトと同等厚に漉いた本底です。本底にも色々種類が有り、鞣し方によって原皮が同じでも柔らかさが異なってきます。この本底はミッドソール用で地面に触れる部分ではないので、ポイントは断面の美しさ、そして柔らかさです。そのポイントを併せ持つ素材を選択しました。

写真は、靴からミッドソールの型紙を取り本底に型入れした所です。
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そして切り出したソールの端を漉き加工します。約20ミリの幅で端に向かってなだらかに漉いて、端は限りなく0に近く漉いてあります。
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そして張り合わせました。
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そして余分な革をカットです。前足部分のみ厚みが増したのがお分かりですね。そして漉き加工のおかげでなだらかに後足部に繋がっています。
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そして、ミッドソールの残りからヒール周りのお腹のふくらみを取る為のハチマキと言う馬蹄型のパーツを切り出します。

そして、こちらもウェルトと重なる部分や馬蹄型の内を漉き加工し、靴に貼合わせて、木釘で固定しました。

この後は、本底を張り合わせて出し縫いです。機械では直ぐに縫えますが、手縫いは縫い出すまでにも時間がかかります。時間のかかる行程を後日ご紹介します。

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