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先日に引き続き、パオロラッタンジの靴の修理です。

先日ご紹介した段階では、切れたスクイ糸を取り除き、スクイ糸の両端がピロっと出た状態で終わっておりましたが、本日はその処理からです。

長く出ていたスクイ糸をしっかり引き結び、5ミリ程残して余分な糸を切り落としました。その後結び目に熱した松脂を染込ませてほどける事がない様にした状態がこの写真です。
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そして、縫い直しの作業に入ります。この手の修理では、モカ縫い用の糸を2重にした物を使用しております。強度と、糸先の加工の必要がないと言う手軽さでこの糸を使用しております。

麻糸と比べると、松脂の浸透が悪いので、もし切れた時の事を考えると緩み易いと言うデメリットは有りますが、強度が有るので麻糸以上にしっかり引けるのと、機械縫いとは異なり手縫いでは1目1目中底の中で縒りがかかる様に縫うので簡単には緩んでくる心配はないでしょう。

中には、1周この糸で縫う職人さんもいらっしゃいます。また、強度が有るのでしっかり引きたいけど、引きすぎると素材によっては糸が中底に潜り込んでしまうと言う事から、この糸に更にもう1本絡めながら縫う職人さんを目にした事が有ります。
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そして縫い上がりです。解り難いですが黒糸が今回縫った所です。この後は基本的には普段のオールソールの作業です。

また後日続きをご紹介します。


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