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2011.08.13
エドワードグリーンの適当なオールソールをしっかりしたオールソールへ。出し縫いを終えて。

適当なオールソールだったこちらの靴も出し縫いがかかり、しっかりとした底付けとなりました。

そして、革の中を縫う為に起こしていた革を戻す前に、オリジナルではおそらく成されていたであろうと思われる踏まず部分の加工をします。
写真右加工前、写真左加工後です。ソールのエッジがすっと切り取られているのがお分かりでしょうか?
ソールのエッジを落として丸く加工する事で、踏まず部分のサイドからの見た目がスマートになります。ちょっとの事で、靴の雰囲気を大きく変える部分だと思います。

そして、エッジの落ちたコバに写真のコテを押し当てる事でコバの丸みを強調します。
まだ、革を起こしたままの状態ですので今一変化が伝わり難いかと思いますが、この後、起こしてある革を伏せれば、雰囲気の変化を感じて頂けるかと思います。

そして、伏せました。靴底はこんな感じです。良い靴らしさが出た、靴底の表情だと思いませんか?勿論これだけでは終わりません。靴底も最後にしっかり仕上げしますので完成をお楽しみに。

そして、肝心の踏まず部分の横顔です。前足部分と踏まず部分との違いをご理解頂けますでしょうか?コバに色が入ると、踏まず部分がスマートになっているのが一目瞭然となり、この加工が報われます。
続きは、夏休み明けに。
当店は明日8月14日(日)~19日(金)まで夏休みです。8月20日(土)からまた通常通り皆様のご来店を御待ちしております。
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やまぐち
はじめまして。はじめてこちらを知りました。
しっかりとした修理をされていますね。
それに手製靴も画像のみですがかなりのものに見えます。
大阪にも修理屋さんが増えましたが、未だ信頼出来る所に巡りあっていません。
今お休みということなので、お休み明けにお電話して修理靴を持って行こうと思います。
よろしくお願いします。
しっかりとした修理をされていますね。
それに手製靴も画像のみですがかなりのものに見えます。
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今お休みということなので、お休み明けにお電話して修理靴を持って行こうと思います。
よろしくお願いします。
2011/08/15 Mon 21:24 URL [ Edit ]
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