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2011.08.30
クロケット&ジョーンズ・ハーフソールの剥がれをビンテージスチールで補修。

こちらは、クロケット&ジョーンズの靴です。まだ新しく、おそらく新品の時にハーフラバーソールを貼られたのではと思われます。

爪先はこんな感じです。新品の時は、ソールが固く蹴り出す時に爪先に力がかかり易い為、ハーフラバーソールの爪先が削れ剥がれて来ております。

先ずハーフラバーの爪先を剥がし、ソールにスチールが納まる溝を作りました。それと同時に、ラバーを戻すと溝の上に来る部分のラバーを薄く削りました。

そして、ハーフラバーソールを貼り戻し、スチールが納まる溝をハッキリとさせる為、貼ったラバーを軽く削りました。これでラバーの上にスチールを置いても段差が出来ないはずです。

そしてスチールを固定し、削り形を整えました。

最後は色を入れてコバを磨き直せば完成です。

真横から見てお分かりの様に、段差無くスチールが納まっております。
しかも、ハーフラバーソールの爪先部分をスチールとソールでサンドイッチしている状態なので、剥がれ難いはずです。
以上、今回の修理は¥1700也。
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