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2011.11.05
仮縫いを終えた注文靴の木型の修正

仮縫いを終えた靴がたまって来たので、一つ一つ木型の修正を加えて本製作に入って行きます。

仮縫いの靴にはお客様に足を入れて頂いた状態で、修正箇所を直接靴にマークします。
そのマークを木型に写すのに、靴に木型を入れ写真の様にザクッと目打ちを打ち込むと正確にマークを写せます。

そしてコチラが、写したマークを元に修正を加えた木型です。

修正を加えた木型を見ただけでは、どの様に変わったのか解らないので、また靴の中に木型を入れてみました。
マークが入った辺りに皺が入っているのがお分かりでしょうか?
この皺のボリューム分だけ木型を削ったと言う事です。既製靴では全く問題無しの範囲ですが、折角の注文靴ですので、イヤラシい履き皺は極力でない様に攻めの姿勢で削っています。
この修正がフッティング、見た目の向上に繋がる事を祈りながら本製作に入ります。
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