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コチラは、オールデンのロングウィングチップ、素材はコードバンで非常に男らしい靴です。状態は新品で、ヒールと爪先のプロテクトの為に履き出す前に御持ち込み頂きました。
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そして今回ご指定頂いたトゥスチールはこのトライアンフスチールです。トゥスチールには幾つか種類はございますが、ソール加工無しでネジ留めすると言う、最もお手軽なトゥスチールです。

今回取り付け位置に関して、お客様からご質問頂きました。写真の様な状態で取り付けて爪先が削れてしまっている靴が有るとの事で、どうして少し内側につけるのですか?との質問です。

真意は定かではございませんが、おそらく、出し縫いの糸を切らない様にと考えた結果、出し縫いの糸のアーチに合わせる様にスチールの先端を持って来たのではないだろうかと考えられます。
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しかし、履けば出し糸は何時かは切れます。切れたとたんにどうこうなると言う物でもありません。増してや、ネジ3本で3目だし糸が切れたところで、残りの爪先周りのステッチが残っているなら口を開き出す事は考え難いと言うのが私の考えです。

ですので、写真の様に爪先の先端にスチールの先端を合わせる様に付けます。しかも、仮でスチールを置いて、ネジ穴の位置をマークしたのを確認したらネジで出し糸をほぼ傷める事無く取り付る事が出来る事が解りました。

と言う事で、この位置でネジ留めします。
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そして、ヒールもプロテクトです。

ヒールは、最も消耗する場所です。ですので、車のタイヤの様にすり減ったら交換できます。

しかし、交換時期を過ぎても履き続けるとゴムの層を通り越しあっという間に革が削れ出します。そうなる前のプロテクトです。
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そして、今回使用するのはSEGSと言うスチールです。ヒールだけでなく爪先にも取り付け可能です。これも先ほどのトゥスチール同様、ヒールを加工する事無く手軽にヒールに打ち込み取り付けると言う物です。

SEGSに関しては英語ですがコチラをご参考にどうぞ。

と言う事で、今回はもっとお手軽なスチールの取り付けでした。以上、トライアンフスチール¥1200SEGSスチール¥700也。

そして、参考迄に。
今回のスチールとは対局で、ソールやヒールを加工して段差を無くして取り付けるスチールはコチラです。
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