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2011.11.19
かかとの破れたバレーシューズの修理

皆さん1足はお持ちのバレーシューズ、カカトが低く、柔らかく、履き易いので気がついたらカカトがすり減り過ぎていた。しかも革もすり減って穴が開いていませんか?
この靴は、そんな靴です。

そして問題のカカトはこの状態です。
一見、修理もできなさそうだし、履き潰してしまおうかとお思いの方はこの時点ならまだ間に合います。

先ず中途半端に残ったカカトを削りフラットにします。そして、少しカカトより大きめのゴムを切り出します。
この後、このゴムを貼ります。因に、カカトがテカテカなのはノリを塗ってあるからです。この時、元のカカトのサイズより一回り大きくノリを塗るのがポイントです。

そして、ゴムを貼りました。このままでは大きすぎるので削り形を整えます。

するとこの様になんとか穴を隠す様に少し大きめにカカトを着け直す事が出来ました。
しかし、地面とこすれて擦れて白くなった部分が気リますね。しかし、この程度はクリームをすり込めばごまかせる擦れです。

そしてクリームを入れたらこのように復活です。誰も靴を底から見ませんね。大切なのは横からの見た目です。穴を隠す為に少し大きくなったカカトが違和感を感じさせるのではと心配される方がいらっしゃるかもしれませんが全く問題ございません。

この様に、違和感皆無では有りませんか?
カカトに穴が開いたと諦めずに一度ご相談下さい。この靴の程度であれば修理は可能です。仮に、もう少しひどくても、状態の改善は可能です。諦める前にご相談下さい。
以上、今回の修理¥1500也。
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