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2011.11.27
ノルベジェーゼの手縫い修理

先日ご紹介しましたノルベジェーゼの靴ですが、本底を貼り合わせ出し縫いの為の加工を終えて、手縫いの作業に入りました。
一目、一目同じ穴を確実に拾いながら縫っております。また、元々一部はステッチがアッパーから落ちていましたが、その部分は引き具合や錐を入れる方向を調整して、見た目に気にならない範囲内まで戻っております。

そして縫い上がりです。
最終的に縫い目の見えないヒドゥンチャネルでの仕上げで、見た目にはご郵送頂いた時と同じ様な状態になりますが、ご覧の様に本底はしっかりと縫われております。
また、元々はカチットした履き心地だったとの事から今回は本底にレンデンバッハオークバークを使用しております。
手縫いを終えたこの後は、機械縫いの修理同様の作業となります。また後日続きを御紹介致します。
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