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2011.12.22
先芯、カウンター芯作成。

靴の爪先とカカト周りは固くできています。これは、芯が入っているからです。
仕立て屋をしている友人が、手仕事で作られたスーツは芯が違うと言っておりましたが、靴も同じだと思います。
良い靴は芯がしっかりしております。厚みのある革から切り出して要所は厚みを残し、端は厚みを感じさせない迄に漉く事で、丈夫で奇麗な芯が出来ます。
写真は、芯の形に切り出した革を水に漬込んで柔らかくしている所です。

そして、端の厚みを感じなくなるまで薄く漉いている所です。
しかし、自分の手を写真で客観的に見るともの凄く汚く見えますね。帰りの電車はずっとポケットに手を突っ込んでおく事にします。

適度な厚みに漉いた芯を木型に癖付けておきます。こんな事しなくても靴は出来ますが、この後の作業をスムーズに進める為の下準備です。

癖付けを終えるとこのような状態です。
ただの木型を見ているよりは、それらしくなってきましたね。
この後、実際にアッパーを釣り込むと一気に姿が見えて参ります。お楽しみに。
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YasuakiH
こんにちは。いつも拝見しています。ぶしつけかと思いますが、芯についてご意見をお聞かせいただけるとうれしく思います。
芯というのは必要なのでしょうか?
というのも、つま先に芯がカップ状に被さることで小指が外側から内側に向けて押され、痛みを起こすことがあったからです。
手元の靴から選ぶと Paraboot Chambord では特に冷えてるときに芯はかなり硬く、まるでゴム板のようです。しばらくは痛みも感じますが履いてるうち (30分程度) にフィット感も高まり気にならなくなります。この時、芯は柔らかくなっています。ですので「芯が柔らかければもっといいのに」と思いながら Chambord を選んでいます。
似た形状でも J.M.WESTON GOLF はフィット感の高い大好きな靴で、また、つま先のカップも Chambord よりも小さくできています。
両者を比較して、仮に芯は必要としても、小さくしたほうが足にはやさしいのではないでしょうか?
芯というのは必要なのでしょうか?
というのも、つま先に芯がカップ状に被さることで小指が外側から内側に向けて押され、痛みを起こすことがあったからです。
手元の靴から選ぶと Paraboot Chambord では特に冷えてるときに芯はかなり硬く、まるでゴム板のようです。しばらくは痛みも感じますが履いてるうち (30分程度) にフィット感も高まり気にならなくなります。この時、芯は柔らかくなっています。ですので「芯が柔らかければもっといいのに」と思いながら Chambord を選んでいます。
似た形状でも J.M.WESTON GOLF はフィット感の高い大好きな靴で、また、つま先のカップも Chambord よりも小さくできています。
両者を比較して、仮に芯は必要としても、小さくしたほうが足にはやさしいのではないでしょうか?
2011/12/23 Fri 15:52 URL [ Edit ]
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