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2012.02.01
フットザコーチャー・グッドイヤーソールにグッドイヤーヒール

コチラはフットザコーチャーのブーツですが、靴磨きに御持ち込み頂きました。
その際、ヒールの減りが気になるとご相談され、一緒に交換する事になりました。

ヒールはこんな感じです。厚み2センチ程あるブロックヒールがついておりました。ブロックヒールはヒールの減りが気になり出したときが交換時期です。
ブロックヒールを外し、同じブロックを付ければ簡単に修理は完了ですので、どれだけすり減っていても修理代金は同じですが、見た目によろしく無いのと、片減りした状態で履き続けると、靴がねじれ形崩れの原因になるので、気になり出したら交換する事をお勧めします。

そしてブロックヒールを外しました。
写真右が外したブロックヒール。左が今回取り付けるヒールで、この靴のソールにはグッドイヤーソールが使われているので、同じくグッドイヤーヒールを使います。

先ずグッドイヤーヒールの厚みはブロックヒールより薄いので、厚みを合わせる為に1枚革を挟みます。

そしてグッドイヤーヒールを付ければこの様に元のヒールの高さと同じになりました。

そして色を入れて仕上げをすれば復活です。これで、交換時期は主観ではなく、目視でグッドイヤーヒールがすり減り革にかかろうとした時だと判断がつきますね。

そして、靴も磨きました。最初の写真と比べて頂ければ解るかと思いますが、全体的にリフレッシュで気持ちいいですね。
以上、今回のヒール交換¥3000也。
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