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2012.02.06
ウェルトが削られ過ぎたビームス×オールデンの靴をオールソール

コチラはビーム×オールデンの靴です。オールソールに御持ち込み頂きました。

靴底はこのような状態です。ソールには穴が開き、ヒールも削れて積み革にかかっております。しかし、ヒールは純正のままで1度も交換されていない様です。ソールの交換時期を同じくして擦り減るヒール。理想的な減り方ですね。

しかし、出し縫いが外気味に縫われている箇所が有り、ヒールを削り整える際に、ウェルトも一緒削らて、出し縫いの糸がギリギリでもう顔を出しそうな状態です。

靴をばらして、出し糸を抜きました。お分かりでしょうか、ウェルトの際々に縫い穴が有るのが。またウェルトの出巾も少なく、限界状態です。
お店によってはこの状態では、修理できない。若しくはリウェルトが必要だと言われるそうですが、この状態でも、このウェルトのままオールソールは可能です。少しの手仕事を加えて、慎重に仕上げれば元の状態に戻ります。
元の状態に戻った時にはまたご紹介致します。
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