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立派な乗馬ブーツですが、サイズ調整のためバックジップを数センチ詰めてもらったそうです。

その結果、木型を入れた状態でジッパーが上がらなくなってしまったそうで、木型の修正の為お送り下さいました。
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あまり目にする事がないので、ブーツの木型をご紹介します。

この様に3分割になっております。コチラは、所謂シューキーパーの役割を果たす物ですが、実際にブーツを制作する際もこれとそっくりの3分割式の木型が使われます。

製作時は、靴にぎちぎちに木型が入っているので木型を抜くのも一苦労です。以前老舗のブーツメーカーを訪ねた際に、職人さんが2人がかりで、ああでもない、こうでもないと言いながら木型を必死に抜こうとしている光景を思い出します。

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問題のバックジップはこの状態です。
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どれだけの開きが有るかを印しました。
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そして、先程印した開きを参考に仕上がりの寸法を出し、それを目指して削って行きます。
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そして、コレが削り終えた状態です。
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木型を入れて、ジッパーを上げると程よい窮屈さを残し締まる様になりました。

以上、今回の修理は¥3500也。

今回の修理は、かなり特殊なケースですが、普通のシューキーパーの修正も承ります。シワを伸ばすため、有る程度テンションをかけて、シューキーパーを入れますが、ギチギチの物を無理やり押し込むのは、型崩れの原因です。気になったらどうぞご相談下さい。
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