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2012.09.12
大きいサイズの靴が形になった。ヒールの積み上げ。

前々から製作を進めて参りましたサイズの大きな靴ですが、やっと靴の形になり完成間近です。
写真は、ヒールを積み上げる前の状態です。
ヒール周りは大きめに残してあり、革を積み上げヒールの形を作り進め、最終的にマジックで書いたラインの内側程度の大きさのヒールになる予定です。

先ずは最終的なヒールの形より一回り大きく残しソールを切り回し、木釘で固定しました。

そして、ヒールになる革を切り出します。
先ずはU字型に切り出した革を積み、底面の丸みを取ります。

U字型の革を貼り余分な部分を切り、削りして、写真右の様な状態にして、木釘で固定です。
靴底をフラットに作れば、底面の丸みを取るこの作業は楽になります。その代償に履き心地が犠牲となります。
お椀(丸みのある底面)にボール(カカト)を入れると納まりは良く、お盆(フラットな底面)にボール(カカト)を乗せると簡単に転がり出ようとします。例えるとこの様な感覚です。

そしてもう一枚革を積みます。U字型の革で取りきれ無かった底面のふくらみが有れば削って完全なフラットを目指します。
そして、仮で全てを積んでみてヒール全面がしっかりと接地するかを確認し、接地面がくるっている様で有れば、この時点で調整します。

接地面があったらもう一枚貼り、最後に木釘で固定です。

最後は、トップリフト貼付けて、最初に設定した大きさのヒールになる様に切り回せばヒールの積み上がりです。もう靴の形をしておりますが、ここから仕上げです。ここで手を抜くと今迄丁寧に進めて来た仕事が台無しです。
完成が楽しみで焦る気持ちを抑え、少し時間をかけて仕上げに入ります。
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