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靴を作る前に材料を事前に加工しておく必要があります。

大工さんの言う、段取り八分仕上げ二分だと思います。
事前の準備がとても重要で、事前準備の良し悪しが、出来栄えや作業効率に大きく影響するものです。

これは、切り出した革を包丁で薄く漉いて靴の中に入る芯を作っている所です。
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更に厚みがでて欲しく無い端を限りなく薄く、また包丁で漉いた痕の僅かな段差をならすため、ガラスをカンナ代わりに使って漉いております。

この一手間を惜しむと、靴になった時に芯の厚みが表にくっきりと出てしまいかねません。
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そして、出来上がりがコチラ。なんだかゴミの様ですが、非常に大切な材料です。
靴に合わせて切り出し、作り勝手が良い様に、奇麗な仕上がりになる様に、場所によって漉き加減を調整して、最も厚い所で3ミリ程の厚みをキープした状態がこれです。

手間をかけて加工したので、ゴミの様に見えるこの芯も、もしこの状態で売られているのであれば買いたいくらいです。
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そして、中底です。先日癖付けをしておいた中底を木型底面にジャストで切り回しました。
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そして、ウェルトが収まる溝を掘ります。

この溝ですが、中底のエッジからの距離が重要です。ウェルトが実際に縫い付けられるラインになるからです。
今回は、華奢に仕上げたいので踏まず部分は前足部の溝の倍程の幅があります。
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そして、内側にもう一つ溝を掘りました。これで幅10ミリ程も防波堤の様な物が出来ましたが、これをスクイ縫ってウェルトを縫い付けます。

この防波堤の幅も大切で、幅が狭すぎる強度的な問題があります。

幅が広すぎると、スクイ縫う時に使う錐の背が、この防波堤に当たります。
当てずに縫おうとすると、浅くすくってしまい強度的な問題が出てきます。また、逆に深く縫うと所定の位置に錐を出す事が困難になってきます。

以上、こんな感じで全ての工程に置いて8分の段取りが待っています。それが済めばあっという間に靴になります。

また後日、他の工程をご紹介します。
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