Wモンクの製作に入ります。バックルは御客様の拘りで、ご自身で製作された純銀製の物を御持ち込み頂いております。

本来、靴は木型の数だけ型紙があります。同じ木型でもサイズが異なれば型紙も異なります。

しかし、コンピュータを使用すれば基本型を作れば、グレーディングして異なるサイズの型を簡単に作る事が出来ます。

また、デザインもコンピューターで異なる木型にデザイン移植することができます。ですので、過去に作った事のある様なスタンダードなデザインの靴は、移植していきなり型紙を作り仮縫いに入ります。

しかし、今まで作った事の無い全く新しいデザインは一から型紙を作って、それを写真の様に紙で一度立体にしみます。

そして、立体にしてみて気になる部分があれば、写真の様に修正点を書き込みパターン修正して仮縫いの準備に入ります。

バックル作りから入った拘りのWモンクストラップ、デザインも妥協せず修正を加えて良い物にして行きます。