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靴のヒール、コバ、靴底は基本的にアッパーに似合った色、艶の仕上げをします。

しかし、国内で売られているコバインクの色数は極めて少ない為、国内のインクに限らず海外の物を併用して理想的な色艶を出す事を心がけております。

イタリアの職人さんの中には、その職人さんにしか出せないコバの色なんかも存在すると言う話を聞いた事が有ります。結構仕上がりの印象を左右するので侮れないのが、ヒール・コバの着色です。
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靴は、ヒールやコバにインクを入れる前はご覧の状態です。
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そして、この様に徐々に色を重ね、蝋を入れて磨き上げて艶を出します。
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そして、結果こんな感じで仕上がります。写真では伝わり難いですが、現物を既製靴と並べると全く別物の色艶です。

慣れた色を使い、慣れたやり方で仕上げると手早く簡単に仕上がりますが、やはり仕上がりは単調です。特にフルハンドメイドの靴の場合、出し糸に入れるインクによって糸目の表情も変わってきますので、多少手間で、時間がかかってもこだわりたい所です。
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因に、先日少し御紹介させて頂いた靴の様に様々なインクを使ってこの様な少し個性的な表現も可能です。

筆を使わず、指の腹でインクを塗る熟練の職人さんの技を盗み、色々模索中です。

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