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2015.06.11
フラメンコシューズのスポンジゴムを張り替える。

コチラの靴は、普通のパンプスに見えますが、実はフラメンコシューズです。
コチラの靴底に貼ってあるスポンジがすり減ったので交換にお持ち込み頂きました。

そして靴底はこのような感じです。
満員電車では絶対に履いて頂きたく無い靴ですね。
しかし、ダンスフロアではいい音を出す為にこれだけの釘が打ってあります。
因に、この釘の打ちかえも可能です。
問題は、黒いスポンジがすり減って革底が顔を見せている所です。これでは、足の滑りに違いが出て、いい感じにステップが踏めない様で張り替えとなりました。

そして、張り替えるのがコチラのスポンジです。コチラは、御客様がお持ち込み下さった本場スペインのフラメンコシューズ用のスポンジです。

そして、先ずは古いスポンジを剥がします。

続いて、先ほどの新しいスポンジを古いスポンジと同じ幅になる様にカットしました。

スポンジは元々厚み約3ミリ程有る為、そのまま貼るとレザーソールとの境界線に段差が出てしまいますので、両端はレザーソールとの段差が無くなる様に薄く加工します。

最後は、元の位置にスポンジを貼り戻し、ソールの形に合わせて削れば完成です。
以上、今回のスポンジソール取り付けは¥1800也。
フラメンコ、バレー、ゴルフ、ボーリングその他色々な靴の修理ご相談下さい。フラメンコもバレーも踊りません。ゴルフもしないし、ボーリングはレンタルシューズですが、それらの靴の構造だけは知ってます。
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